音楽とゲームとネガティブの共存生活

チープだからこそ伝わるものもある

2017年フジロックフェスティバル出演者 The Amazons

 

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The Amzons(ジ・アマゾンズ)イギリスのバン

活動歴2015-

 

2017年現在アルバム最新作

The Amazons

The Amazons

 

 

 

お疲れ様でございます。

今回は、The amazons(ジ・アマゾンズ)となりますね。

これまた、安易な名前というか、アマゾンから訴えられそうな・・・

デビューアルバムはまだなのですが(EPは出してるみたい)、

地元で、これからの活躍を期待されているバンドです。

 

どんな人?

マット・トンプソン(ボーカル&ギター)

クリス・アルダートン(ギター)

エリオット・ブリッグス(ベース)

ジョー・エメット(ドラムス)

※2017年現在のメンバー

 

まだ活動期間短い超若手ですが、

BBC Sound of 2017の最優秀新人賞を受賞するなど評価の高いバンドですね。

BBC Sound of ~とは、その年に来るかもしれない!!という新人を決める企画

ですかね。(違ったらゴメンなさい・・・)

 

まだまだ、荒削りな部分もある感じですが、若さを武器に、パワー全開で

エネルギーに満ち溢れているサウンド、ギュインギュインで演奏しています。

これぞロック、まさにロックと言わんばかりのロックですね。

聴いたら、すぐに理解のできるジャンルがポンっと。

 

単純に聴いていて、カッコイイです。

ギターを掻き鳴らし、大声で叫び。しゃがれる声が、またいいですな。

 

大音量で聴いて、自分の思うがままに体を動かしたくなってしまいます。

大暴れしたくなっちゃうな。家具とかバゴーンって。

 

やっぱり、海外バンドは面白いですね。

ちょっと変わったサウンドのバンドとかが、流行ってるなとか思ってたら、

こういう王道なのもすぐに注目するといいますか。

まあ、いいものは誰でもすぐに食らいつくのは、日本でも同じですけど。

 

まだ、デビューアルバムは今現在は出ていませんが、EPは出しており、

それがあっという間に広まり、音楽関係者をうならせたとか。

昨年には、UKのフェスにも出演しており、新たなファン層を獲得しており、

確実にノリの乗っている状態ですね。

 

フジロックでもバリバリに活躍出来ますね。

気になった方はぜひぜひ。

単純明快。聴いていてカッコイイ。それだけで充分です。

 

ありがとうございました。

作品

2017-The Amazons(ジ・アマゾンズ)

よかったら聴いてみて♪

The Amazons - Junk Food Forever

 

The Amazons - Black Magic

 

 

 

2017年フジロックフェスティバル出演者 Temples

 

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Temples(テンプルズ)イギリスのバン

活動歴2012?-

 

2017年現在アルバム最新作

ヴォルケーノ

ヴォルケーノ

 

 

 

皆様お疲れ様でございます。

今回、紹介するのはテンプルズでございますね。

まるで日本の芸人さんがコンビ名でつけそうなぐらい簡単な名前ですね。

それでいて、また独特な作風といいますか。

どんな人?

ジェームス・バックショー(ボーカル&ギター)

トーマス・エジソン・ワームスレイ(ベース&バックボーカル)

サム・トムズ(ドラムス)

アダム・スミス(キーボード)

※2017年現在のメンバー

 

よく、言われているのがサイケサウンドです。

ロックといっても様々な種類がありまして、その中の一種なんですけども、

60年代、70年代に流行していた音楽らしいです。

 

ドラッグやら薬やらで頭の中、サイコーにハイな

状態を、音楽で表現、形として演出する

 

という、なかなかヤバイ雰囲気たっぷりなジャンルといいますか。

(本人達がやっているという事ではないですよ)

当時は、今よりもかなり出回っていたでしょうし、簡単に手に出来たからこそ

生まれたジャンルかもしれませんね。

 

まあ、海外バンドが好きでよく聴いてますが、ドラッグやってた人多いですもん。

どこの国にも必ずある事ですな。このバンド好きなんだって言ってる人も

メンバーの情報調べたら意外にもってなるかもしれませんね。

 

このサイケデリックな音楽をならすのがテンプルズというバンドですね。

今時というよりかは、懐かしさを感じる人のが多いかもしれませんね。

自分は突然、クーラ・シェイカーが思い出されました。

 

ちょっと厄介そうだなってなる人もいるかもですが、聴いてみると、

これがまた面白いです。

バンド独特の、ちょっとした脱力感といいますか、無気力といいますか。

しかも何故か、それが段々と心地よくなっていくから不思議ですな。

 

な~んにもやる気が無いとき、聴いてるとフワフワな気分というか、

もうどうでもいいや~ってなっちゃいそう。自分だけの世界に居させてくれ~

ってなってしまう。

 

メンバーの人達が、かなりの音楽マニアらしく、相当詳しいらしいです。

昔っから色々な曲に触れているからこそ、アンダーグラウンドな物から、

ポップな物まで幅広く知り尽くして、自身の世界観を表現しているんですね。

 

もう、日本にも来日を何回かしていて、ライブ会場を満員にさせるなど着実に

ファンを増やしていっています。14年にはフジロックにも来ていますし、

2017年で2回目かな。またまたサイケデリック旋風が巻き起こるかも。

 

ちょっと難しい感じもしますけど、聴いてると、「いいじゃない」って思う

人もいるかもですね。不思議な感覚が味わえますよ。

 

ありがとうございました。

作品

オリジナルアルバム

2014-Sun Structures(サン・ストラクチャーズ

2017-Volcano(ヴォルケーノ

よかったら聴いてみて♪

Temples - Colours To Life

 

Temples - The Golden Throne

 

 

 

2017年フジロックフェスティバル出演者 The Avalanches

 

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The Avalanches(ザ・アヴァランチーズ)オーストラリアのバン

活動歴1997-

 

2017年現在アルバム最新作

Wildflower

Wildflower

 

 

 

今回紹介するのは、ザ・アヴァランチーズ。

知らない人が多いと思いますけども、日本や世界各地でもカルト的な人気を

誇っている一風変わったグループですね。

一言で言うのなら、

 

変態的音楽集団!!

 

とも、言えるかも。

 

どんな人?

 

ロビー・チェイター

トニー・ディ・ブラシ

ジェイムス・テラ・クルーズ

※2017年現在のメンバー

 

まず、バンドと言ってもこの人達の場合は毛色が全然違います。

歌を歌う、ギターを奏でる、ドラムを叩く。そんなのとは違います。(演奏したりもするけども)

では、どうやって作るのか?

それは、サンプリングで作っていくのです。

 

「え?なにそれ~?」ってなる方もいるだろうと思います。

自分の知識で合っているかは分かりませんが(違ったらゴメンなさい)

今、この世にありふれているミュージックや、とある映画のセリフ等の

一部分だけを抜き取ってそれをドンドン繋げて自分だけの一曲に仕上げていく。

 

クラブ等で、DJさんが曲をスピードを調節したり、同じ部分を何回も連呼させる。

そういった手法と思えばいいと思います。

 

なので、このバンドはそのサンプリング技術を匠に使い、各方面で絶賛される程の

もの凄い人達なのです。

 

言い方を変えるならば、完成されている料理が目の前に四つ五つあります。

すでに一つ一つは立派な料理でございます。そこから、この料理のこの部分だけを、

そしてまた、この料理のタレだけを、といった具合で新たな料理を完成させる様な

ものですかね。(分かりづらいか・・・)

 

まあ、とにかくそんな感じで作っていくのがサンプリングという技ですね。

そして、サンプリングを天才的に使いこなしているのが、

 

アヴァランチーズ

 

でございます。

 

実は、2017年に日本でアルバムが出ますが、それまでに出しているアルバム

は、たったの一枚です。一枚ですよ。

なのにまだ支持され続けているのは、なんと言ってもとてつもない完成度です。

自分は、こういったCDをいっぱい聴いている訳ではないので、

「もっといいのあるよ」って言われると、グゥの音もでません・・・

 

しかしながら、今でも活躍されているのは、やっぱり魅力があるからでしょう。

この曲、本当につなげているの?って思うほどに違和感のない音楽やリズム。

何も言われなければ全然気づかない可能性も。

 

そして、選曲している音楽や声などがとても秀逸で飽きさせません。

聴いていて、素直に格好いい、オシャレって思いますね。

気分が盛り上がったり、優しいメロディーが流れたり、ちょっと不思議な気持ち

になったりと、聴けば聴く程に面白いです。

 

この音源にはこれが合うなどの、完全にセンスの見せ所になりますね。

普段、音楽聴いていて、これとこれ、合わせたらいいんじゃない?なんて

思わないですよ。だって、その一枚で完成されてるわけですから。

それを分解して他の曲と組み合わせていくって途方もないな・・・

 

そういう作り方をしていますので、当然、元ネタというのがあります。

この部分、「あのCDのここじゃん」とかになるという具合に。

自分はあれです、これですって何も言えませんのでゴメンなさい。

気になった方はちょっと調べると色々出てくるので見てみてくださいな。

面白いですよ。

 

そして、他の人の楽曲を使っている訳ですから版権やらなんやら

とても大変みたいですね。(よく一枚目でだせたよな・・・)

 

噂によると、一枚目のアルバムSince I Left Youでは、

900以上の音源をサンプリングしているとの事。

それを構築してCDとして出すのも、とてつもない事ですけど、

許可取りもかなりのしんどさになりますね。

お金の面でマイナスな気もしますけど・・・

 

マドンナの曲(どこかは分からないけど)もサンプリングに使われていて、

「う~ん・・・」となっていたマドンナも、アヴァランチーズのCDを聴いて

オッケーを貰ったとか。それほど、まとまりがあり、完成度が高かったのでしょうね。

 

それから10年以上、2017年にセカンドアルバムWildflowerが発売に。

長かったですねぇ。こんな作り方してたら、そらかかるわ。

そして、聴いてみるとやっぱり最高です。

 

フジロック出演のザ・アヴァランチーズ。

かなり特殊な感じですけど、一部の人向けではなくて、全然誰でも問題なく

聴けますよ。ロックでもなく、ジャズでもなく、R&Bでもなく。

でもサンプリングだからこその全融合の感じ。

聴いていて面白いですよ。ぜひぜひ。

 

ありがとうございました。

作品

2000-Since I Left You(シンス・アイ・レフト・ユー)

2017-Wildflower(ワイルドフラワー

 

よかったら聴いてみて♪

 

The Avalanches - Since I Left You

 

The Avalanches - Because I'm Me

 

The Avalanches - Colours (Official Audio)